Production
三原工場(広島県)では細番手のラミー糸や、トップ染糸、混紡糸、精紡交撚糸など様々な種類の糸を小ロットかつ短納期で生産することを得意としています。
昆山東蘇克紡織有限公司(中国江蘇省)ではラミーの産地国であるという地理的優位性を基に、中太番手から細番手のレギュラーラミー糸、さらに弊社オリジナルのオーガニックラミー糸の紡績を行っています。
いずれの工場においてもお客様のニーズに対応できるよう、
素材を知り尽くした熟練スタッフが的確な商品提案を行います。
ラミー原料から糸の生産工程の紹介
01
ラミーの草からスライバーへ
02
精 繊
コーマという機械で繊維を櫛けずって、紡績に適さない短い繊維と不純物を取り除いたスライバーを作ります。このスライバーはラミーの梳毛紡績用に使用します。一方、取り除かれた短い繊維の方をノイルと呼び、短紡用の原料等として使用します。
03
練 条
何本かのスライバーを合わせて引き伸ばします。繊維の方向をそろえて、綺麗なスライバーに仕上げます。
04
粗 紡
スライバーを細く引き伸ばし、軽く撚りをかけたものをボビンに巻き取ります。これをローブと呼びます。
05
精 紡
ローブをさらに細く引き伸ばし、撚りを加えて目標の番手の糸にします。
06
巻 糸
目標の番手になった糸に残っているスラブ、ネップ、不純物などを取り除き、コーンに巻き取ります。
07
検査・出荷
仕上がった糸を、生産ロット毎に品質基準に適合しているかを検査し、出荷に備えます。